【2025年版】海外SIM・WiFi徹底比較レビュー – Airalo/楽天モバイル/Global WiFiをイタリアで実測!

サムネイルeSIM比較
エーテル

みなさんこんにちは!
エーテルビズトラベラー(@goenjoyabroad)です。
もともと海外出張ではモバイルWiFiルーター派だったのですが、eSIMが一般化してきた2025年、ベストチョイスを探ってきました!

自分で調べた際、たくさんあるSIMの比較記事が多く、決めきれない経験をしました。
“最安”を追求しすぎるとキリが無いと感じ、実際にいくつか使ってみて決めようと思いこの記事を書いています。

目次

結論:最適解はあなたの使い方で変わる!

結論から言うと──

  • 楽天モバイル契約者 → そのまま海外ローミングでOK。安定性最強
  • 短期旅行者Airalo(eSIM) が最もコスパ&即時性◎
  • 出張者グローバルWiFiでパソコンのネット環境を安心して確保。

今回はイタリア(ローマ・フィレンツェ・ベネチア)で3パターンを実測し、
通信速度・安定性・料金を比較検証しました。

本記事では、あなたが迷わず選べるように「一次情報×実測データ」で比較しています。

eSIMが最初に考えるべきオプションになっていることを実感しました!!


今回使った海外SIM&Wi-Fiはこの3つ!【Airalo/楽天モバイル/グローバルWiFi】

サービスタイプ料金(11日)容量特徴
AiraloeSIM約2,000円5GB / 15日安定&安価。プリペイド即開通。
楽天モバイルローミング無料 + 500円/GB2GB無料+追加可契約者限定。通信安定性◎。
グローバルWiFiレンタルWi-Fi6,567円600MB/日3台同時接続で速度低下あり。

今回利用したのは3件。

  • ”eSIM 海外”で検索をした際に結構進めている人が多かったAiralo
  • もともと日本で契約していた楽天モバイル
  • 出張時にいつも使っていたモバイルWiFiルーター、グローバルWiFi
エーテル

実は一番安そうだったUbigiも契約して行ったのですが、自分のスマホPixel 10 Proに非対応!
日本語でも問い合わせ対応が非常によく、おすすめ出来ると思っているのですが今回の比較では残念ながら対象外。


【実測データ公開】Airalo・楽天・Global WiFiの速度を徹底比較!

各都市1〜2か所で測定。
OoklaのSPEEDTESTアプリを使用。

SIM平均下り(Mbps)平均上り(Mbps)Ping(ms)測定回数
Airalo約63約6約1106
楽天モバイル約130約10約5009
グローバルWiFi約57約8約1206

考察:

  • Airaloは速度控えめだが低遅延で反応が早く、体感は軽快
  • 楽天モバイルは速度・安定性ともに最高水準(都市部では常に快適)
  • グローバルWiFiは単独利用では良好、3人同時接続で速度低下が顕著

体感的に3つとも違いはなく快適に使えました。
一点だけ、3人でグローバルWiFiを同時接続していた際には明らかにスピードが落ちており、その使い方を想定している場合はおすすめできないかなと思います。


【実測】海外旅行で使ったデータ通信量まとめ|7日間でどのくらい必要?

旅行前に迷った一つの要因が、結局どのくらいデータ使うんだろう?という点。
せっかくなので参考までに自分の使用量をお知らせします。

  • 総使用:約9GB/11日 そのうちこの記事のためのSpeedtestに使った容量:約1.7GBなので、約7.3GB。約700MB/日
  • 主な使用用途はレストラン検索などのネットサーフィン、Google mapによる道や交通の検索、UberやFreeNowなどのタクシーアプリ、LINEでの写真送受信、クレジットカード決済など。

日本人旅行者の平均滞在日数(約7日間)に合わせて整理すると、3〜5GBあれば大半の人が快適に過ごせそう
通信をほとんど使わない人でも、Googleマップや翻訳アプリのために最低1〜2GBは必要かなと思います!

利用スタイル別|7日間で必要なデータ容量の目安(筆者推測)

利用スタイル1日の目安目安容量備考
超ライト(検索中心)約150〜250MB1〜2GBオフライン地図DL推奨
標準(地図+検索+通知)約300〜500MB2〜4GBSNS少なめ
今回の筆者利用
(地図+検索+通知+タクシーアプリ+LINE)
約700MB7〜8GB実測ベース。
基本検索と地図が中心
標準使用 + 家族や友人への共有が多い人約900MB〜1.5GB8〜10GBSNSも節約なく使用
旅を発信したい人・YouTuberなど1.5〜2.0GB10GB以上Instagram/YouTubeなど
リアルタイムでどんどん使用
エーテル

振り返ると思ったよりも使っていたなという印象でした。
旅行中にリアルタイムでSNS更新などもしたい場合、1GB/日で考えても良いかも。写真の共有や動画視聴など、データ通信量の大きいものはホテルのWiFiに限定するという使い方で節約する方法もあります。


【実測比較】海外SIM・WiFiのコスパはどれが最強?1GBあたりの料金まとめ

各社いろいろ条件があるので一概には言えないのですが、ご参考までに7日間のプランで比較してみます!

サービス料金容量/期間1GBあたり単価備考
Airalo5GB 11ユーロ
(約 2,000円)
5GB/7日¥400/GBプリペイド・即開通。
楽天モバイル2GBまで無料
+ 追加 500円/GB
2GB〜¥0 (2GBまで)
¥500/GB
契約者限定。安定性◎。
グローバルWiFi4,179円4.2GB¥995/GB4G通信, 600MB/日
3人同時接続で実効速度低下。
エーテル

グローバルWiFiは5G通信無制限にすると価格が2倍程度となり価格差は大きくなります。
旅行でスマホだけで利用するならどう考えてもeSIMがおすすめです!
しかし、出張でパソコンを使用する場合にはテザリング使用になってしまいバッテリ管理が煩雑になることも考えられるので、通信専用のルーターを持っていく安心感が大きいと個人的には思います。


【タイプ別おすすめ】海外SIM&Wi-Fiはどれが最適?慎重派トラベラーの結論

今回の経験ではAiraloと楽天モバイルの簡便さやオトクさが際立ちました。
もちろん通信手段選びは使う目的・人数・旅の長さで最適解は変わります。
実測データと体感をもとに“タイプ別おすすめ”をまとめます。

タイプおすすめ理由
普段から楽天ユーザー楽天ローミング+Airaloは保険安定性最強・容量追加も柔軟。
楽天非契約者/短期旅行者Airalo単独契約不要・プリペイド・即開通。
家族・複数人旅行3人以上であればそれぞれがSIM契約。2人でもそれぞれAiraloの方がオトクな可能性も。3人以上のWiFiルータのシェアはスピードが落ちることからおすすめできない。
出張(パソコン通信あり)eSIM + テザリングでも良いが、WiFiルータの携行も一考会議や移動中にPC接続が必要な場合は、eSIM+テザリング構成でもOK。
ただしバッテリー消耗が早いため、1日複数デバイスを扱うならWi-Fiルーターの安心感も◎。

失敗しないための注意点と学び(実体験ベース)

今回の検証で見えてきた「使って気づいた注意点」をまとめます。
どれも大きなトラブルではないけれど、出発前に知っておくと確実に安心できるポイントです。

  • 楽天モバイルはプリペイド不可(契約者限定) → 現地購入はできないので注意!
  • Airaloは英語UIだが、操作5分でスムーズに完了。→ もちろん出発前に日本で設定可能!
  • UbigiはPixel 10 Proで非対応 → 安さに加えて対応はとっても良かったが検証出来ず
エーテル

いずれも“事前に確認”が重要。準備段階でチェックを。


まとめ|通信トラブルを防ぐ最強構成(タイプ別)

ここまでの実測と体験を踏まえ、「どんな人がどの構成で行けば失敗しないか」をもう一度整理します。

  • 普段から楽天契約あり楽天のみで基本OK+Airaloで盤石(安定&追加柔軟)
  • 楽天契約なし・短期旅行Airalo単独+ホテルWi-Fiで十分(簡単・即開通)
  • 家族旅行人数分SIMが基本。共有Wi-Fiは補助的に(3台同時は速度低下)
  • 出張でPC接続ありeSIM+Wi-Fiルーター併用が安心(スマホバッテリー温存)

旅先での“安心感”は「ネットに繋がるかどうか」で決まります。
慎重派であるほど、事前準備があなたの現地での自由度を高めてくれます。
通信のストレスを減らせば、旅はもっと深く楽しめる。
どうか次の旅でも、安心して最高の時間を過ごしてください。

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