エーテルこんにちは!
北米出張・旅行の支払いは「クレカ主軸+Wise+少額現金」が最も事故りにくい設計です。
私が2026年1月末にカリフォルニア滞在中、同日に実際に決済した明細をもとに、Wiseとクレカの差・DCC・デポジット・外税の回避策を“運用ルール”としてまとめます。
北米(アメリカ)への出張やご旅行で、多くの方が直面するのが「現地の支払い方法」に関する悩みです。
クレジットカード、Wise、現金……結局どのように組み合わせるのが、安全かつ手数料の無駄を抑えやすいのでしょうか。
本記事の結論として、北米では「クレジットカードを主軸とし、Wiseをバックアップ、そして少額の現金を持つ」という3点セットが最もトラブルを回避しやすい設計になります。
理由は極めてシンプルです。北米特有のホテル・レンタカー・ガソリンスタンド等での“デポジット”や、配車アプリ(Uber等)との連携はクレジットカードが必須級である一方、日常の決済においては、Wiseの為替条件が有利に働きやすいからです。
今回は、私が2026年1月末にアメリカ・カリフォルニア(Irvine・Carson周辺)へ滞在した際、同日に実際に発生した決済明細をもとに、「体感ではなく実際の数字」で整理します。
あわせて、北米で失敗の多いDCC(通貨選択)、デポジット、外税(Sales Tax)について、“事前に回避できる運用ルール”としてまとめました。
結論(忙しい人向け):北米の支払いはこの3点セットが安全
結論:北米の支払いは「クレカ主軸+Wise+少額現金」
ホテル・レンタカー・ガソスタ・配車アプリはこれで安定。デポジットにも強い。
スーパー/薬局/カフェなど少額決済で活躍。外税に備えて残高は少し多めに。
$1〜$5紙幣中心で$50〜$150目安。チップや端末エラーの保険に。
※「役割分担」を出発前に決めておくと、現地で迷わず支払い事故が減ります。



ちなみにこの数年、アメリカ出張で現金は一切使っていません!


一目でわかる!北米の「ケース別」支払い早見表
現地で「ここはどっちで払うべき?」と迷わないよう、推奨される支払い方法をシーン別にまとめました。スクリーンショット等で保存してお使いください。
一目でわかる!北米の「ケース別」支払い早見表
迷ったらこの表。スマホの方はスクショ推奨(横スクロール対応)。
| 利用シーン(北米) | 推奨 | 理由・注意点 |
|---|---|---|
| ホテル / レンタカー | クレカ |
デポジットが必要。Wiseは残高が一時的に減ってしまうリスクあり。 節約したい場合:「デポジットはクレカ/本決済だけWiseへ切替」をフロントで相談。 |
| ガソリンスタンド | クレカ | デポジットやZIPコード相性問題が出やすい。店内レジでクレカが確実。 |
| Uber / Lyft(配車) | クレカ | アプリ登録が必要。空港到着直後(LAX-it等)に詰まらない。 |
| スーパー / 薬局 / カフェ | Wise |
少額決済で為替条件が有利になるケース。 ※外税が乗るので残高は少し多めに。 |
| チップ(例:ベッドメイク等) | 現金 | $1〜$5紙幣があると安心。カードで払える店も多いが、例外時の保険にも。 |
「ホテル/レンタカー/ガソスタ/配車=クレカ」「日常の少額=Wise」「チップ=現金」



慣れないうちはこの使い分けが安心です。
北米のホテルではチェックイン時にデポジット(仮押さえ)が入ることが多いため、デポジットはクレジットカードにしておくのが安全です。
一方で、出張や旅行を重ねて英語でのやり取りに慣れてきたら、「本決済だけWiseに切り替える」ことで、航空券と並ぶ大きな出費であるホテル代の手数料を抑えられる可能性があります。
おすすめは“チェックアウト前(前日夜〜当日朝)”にフロントで依頼する方法です。
このときのポイントは「デポジットはクレカのまま」「宿泊費(本決済)だけ別カードにする」と明確に伝えること。
- “I’d like to keep the deposit on this credit card, but charge the room payment to this card.”
- “Could you split the authorization and the final charge? Deposit on this card, final payment on this one.”



ホテルの運用やシステム次第で対応できない場合もあります。
実際に今回利用したホテルではデポジットで利用したクレカでの支払いしか出来ませんでした。
その場合は無理に粘らず、安全運用(クレカ一括)に戻すのが最優先です。
【実測】Wiseとクレカで、実質レートに差が出た事例(同日明細)



「クレジットカードの手数料は見えにくい」「Wiseは本当に有利なのか?」という疑問は多いかと思います。
ここでは、私が2026年1月31日にカリフォルニアで実際に決済した明細を“一つの事実”として掲載します。
✅ Wiseの実際の明細


為替レート(154.775円)と手数料が明記されています
💳 クレカの実際の明細


後日、手数料込みの日本円(18,813円)が確定
| 決済方法 | 利用シーン | 決済額 (USD) | 引落/減算 (JPY) | 実質レート目安 |
|---|---|---|---|---|
| Wise(タッチ決済) | 空港キヨスク(Hudson News) | $21.94 | 3,419円 | 約155.8円 ※手数料相当を含む表示 |
| クレジットカード | 配車アプリ(Uber) | $117.74 | 18,813円 | 約159.8円 ※換算タイミング等で変動 |
💡 ポイント:同日の決済でも、実質レートに差が出ることがあります。
ただし、これは店舗・決済ネットワーク・カード会社の換算タイミングによってブレます。そこで本記事では「常にWiseが得」と断定せず、“適材適所(役割分担)”で確実に損を減らす設計をおすすめします。
💸 参考:1週間の滞在で差が出るイメージ(試算)
例として、1週間の滞在で飲食・買い物・配車などに合計 $1,000使うとします。
- 仮に「実質レートの差が1ドルあたり約4円」の状態が多いと、合計で約4,000円の差になります(あくまで試算)。
そして北米で本当に効くのは、次の「DCC(円建て決済)を避ける」ことです。ここで間違えると、差は数千円どころではなくなります。



以前ヨーロッパでも比較をしており、そのときもWiseが最もオトクでした。詳細は以下の記事をご覧ください。


北米で「支払い事故」を防ぐための3つのルール(DCC・デポジット・外税)
実測データを見るとWiseにメリットを感じやすいですが、北米では「すべてWiseでOK」とは言い切れません。
現地で支払いが滞る“詰み”を回避するための、3つの運用ルールを解説します。
注意点①:DCC(通貨選択)は必ず「USD」を選ぶ
現地の決済端末で「JPY(日本円) / USD(米ドル)、どちらで払いますか?」と聞かれること(DCC)があります。
基本ルールは「迷わずUSDを選択」することです。安心感からJPYを選ぶと、店舗側が独自に設定した割高なレートが適用されやすくなります。「端末に通貨選択が出たらUSD」とだけ覚えておきましょう。



この件、気になっていたので調査して記事を書いています!


注意点②:ホテル・レンタカー・ガソスタの「デポジット」はクレジットカードが無難
北米のホテルやレンタカーでは、デポジットとして一定額がカードの利用枠から一時的に確保されます。ガソリンスタンド(Pay at pump)でも同様です。
ここで残高チャージ型のカードを使うと、一時的とはいえ多額の残高がロックされてしまいます。
「ホテル・レンタカー・ガソリンスタンドはクレジットカードを出す」というルールにしておけば事故を防げます。
注意点③:外税(Sales Tax)による残高不足エラー(Wiseは“少し多め”が安心)
アメリカは値札が税抜表示です。レジで7%〜10%前後の外税(Sales Tax)が上乗せされ、店舗によってはレジ袋代も加算されます。つまり「$10だと思って決済したら$10.xxだった」ということが頻発します。



今回ランチでWiseで支払いをしようとした際、Wise残高がギリギリ足りずに支払いが出来ませんでした!
後ろにお客さんもいたのでその場はクレジットカードで支払い、その後Wiseアプリと銀行アプリ(住信SBIネット銀行)を使用してチャージしてみました。その結果を以下にまとめました。
【実体験】日本の銀行振込 → Wiseへの入金スピード



日本時間では土曜日の早朝6時台にも関わらず、3分で入金完了しました!
今回のケースでは体感数分で反映されましたが、いつでもここまでスピード感があるのかは分かりません。
レジに並んでいる最中の数分間はかなりのプレッシャーです。Wiseにはこのように外税までを考慮し、想定より少し多めの金額を入れておくのが精神衛生上おすすめです。
北米の日常決済は「タッチ決済」が主流。


スーパーや薬局の日常決済は、タッチ決済(コンタクトレス)が非常にスムーズです。財布を出すことなく瞬時に決済が完了します。
💡 Androidスマートフォンをご利用の方へ(筆者の環境メモ)
私の環境(2026年1月時点)では、日本のWiseアカウントで発行したカードをApple Pay/Google Payに設定することが出来ませんでした(未対応)
そのため、「スマホに入れたメインクレカでタッチ決済」+「Wiseは物理カードを出して使う」という運用になります。
※対応状況はカード発行国や時期によって変動し得ます。渡航前に:WiseカードをWalletに追加できるかを実機で確認 → 無理なら「クレカはスマホ」「Wiseは物理カード」と割り切るのが最も安定です。
出発前の準備チェックリスト(北米クラスター:支払い編)
渡航の相当前に済ませてもOK。早めに整えるほど現地で迷いません。
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① Wiseの登録・カード発行
物理カードが必要になる場面もあるため、渡航が決まったら早めに。
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② メインクレカの海外利用設定・限度額確認
不正利用検知ロック対策として、渡航通知や利用設定を確認。
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③ 少額の現金(USD)の準備
チップや端末不調時の保険として、$50〜$150を少額紙幣で。
よくある質問(FAQ)
- Wiseの残高が足りなくなったらどうすればいいですか?
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スマホアプリ経由で、日本の銀行振込などを利用して追加入金が可能です。今回の実測では数分で反映されましたが、時間帯や銀行側の処理状況によって変動する可能性があるため、基本は余裕を持った残高運用を推奨します。
- ガソリンスタンドの支払いでZIPコード(郵便番号)を求められ、決済できない場合は?
-
日本のクレジットカードの場合、機械でZIPコードのエラーが出ることがあります。その際は慌てずに店内のレジへ向かい、「Pump Number 〇(給油機の番号)」を伝えてクレジットカードで支払えば問題ありません。
🇺🇸 北米旅行・出張ガイド(準備編)
支払いの準備が整ったら、通信や移動手段もセットで確認しておくと現地でスムーズに行動できます。
空港到着・ホテルへの移動・通信まで北米の経験を解説しています!










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